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【2026年版】新社会人・20代のお金の始め方|最初にやるべき5ステップ

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新社会人・20代になって「そろそろお金のことを真剣に考えたい」と思っても、何から手をつければいいか分からない人は少なくありません。結論から言うと、20代のお金の始め方は①家計の把握と先取り貯蓄②生活防衛資金の確保③固定費の最適化④新NISAでの少額つみたて⑤自己投資という5ステップで進めるのが王道です。この記事では、証券口座の開設方法や少額つみたての始め方まで、制度と手順にそって順番に解説します。専門用語は最小限にし、今日から動けるレベルまで落とし込みました。

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なぜ20代・新社会人こそ「お金の始め方」を知るべきか

20代の強みは「時間」です。同じ金額を積み立てても、若いうちから始めるほど複利の効果を長く受けられます。金融庁は「つみたて投資は長期・積立・分散が基本」とし、長い期間をかけるほど価格変動リスクが平準化されやすいと説明しています(金融庁「NISA特設ウェブサイト」2026年時点)。

一方で、いきなり投資から入るのは危険です。まずはお金の流れを整え、守りを固めてから攻めるのが正しい順番になります。以下の5ステップは、上から順にこなすことを前提に組み立てています。

この記事で分かること

  • 20代・新社会人が最初にやるべき5つのステップ
  • 先取り貯蓄と生活防衛資金の考え方
  • 固定費を見直して手取りを増やす具体策
  • 証券口座の開設と新NISAでの少額つみたての始め方

ステップ1:家計の把握と「先取り貯蓄」を始める

お金を貯める第一歩は、収入と支出を「見える化」することです。1か月でいいので、給料からいくら入り、家賃・通信費・食費などに何を使ったかを把握しましょう。家計簿アプリを使えば、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で記録できます。

「使った残りを貯める」から「先に貯める」へ

貯金が続かない典型的な理由は「余ったら貯めよう」という発想です。人は手元にあるお金を使ってしまいやすいため、給料日に先に一定額を貯蓄口座へ移す「先取り貯蓄」に切り替えるのが効果的です。勤務先に財形貯蓄制度があれば給与天引きで自動化でき、なければ銀行の「自動積立定期」や、後述する新NISAのつみたて設定を活用できます。

目安として、新社会人はまず手取りの1割前後から始め、慣れてきたら2割を目指すと無理なく続けられます。金額よりも「毎月続く仕組み」を先に作ることが大切です。

ステップ2:生活防衛資金を確保する

投資を始める前に必ず用意したいのが生活防衛資金です。これは病気・ケガ・転職・急な出費など、収入が途絶えたときに生活を守るためのお金で、いつでも引き出せる預貯金で持っておきます。

いくら貯めればいい?

一般的な目安は生活費の3か月〜6か月分です。会社員は傷病手当金や失業給付などの公的な支えがあるため、フリーランスより少なめでも対応しやすいとされます。まずは3か月分を第一目標に設定しましょう。

ひと月の生活費 生活防衛資金の目安(3か月) 目安(6か月)
15万円 45万円 90万円
20万円 60万円 120万円
25万円 75万円 150万円

この資金は投資に回さず、普通預金やネット銀行の口座に置いておくのが基本です。値動きのある商品に入れてしまうと、いざ必要なときに元本割れしている可能性があるためです。

ステップ3:固定費を最適化して手取りを増やす

節約というと食費や娯楽費を削るイメージがありますが、20代がまず見直すべきは固定費です。固定費は一度見直せば効果が毎月自動で続くため、労力あたりのリターンが大きいのが特徴です。

見直しの優先順位

  1. 通信費:大手キャリアから格安SIM・オンライン専用プランへの乗り換えで、月数千円下がるケースがあります。
  2. サブスク:動画・音楽・アプリなど、使っていない定額サービスを棚卸しして解約します。
  3. 保険:独身で扶養家族がいない20代は、高額な貯蓄型保険より公的保障の把握が先です。必要な保障だけに絞りましょう。
  4. 住居費:手取りに対して家賃が高すぎないか確認します。一般に家賃は手取りの3割以内が一つの目安です。

固定費を月5,000円下げられれば、年間で6万円。これをそのままステップ4のつみたてに回せば、無理なく投資の原資が生まれます。

ステップ4:新NISAで少額つみたてを始める

守りが固まったら、いよいよ資産形成の「攻め」です。20代の投資デビューには、税制優遇のある新NISAが第一候補になります。

新NISAの基本(2026年時点)

NISAは、投資で得た利益(値上がり益・分配金など)にかかる税金が非課税になる制度です。通常は運用益に約20%の税金がかかりますが、NISA口座内ならこれがかかりません(金融庁「NISA特設ウェブサイト」2026年時点)。2024年からの新NISAでは、次のような枠組みになっています。

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資枠 120万円 240万円
非課税保有限度額 合計1,800万円(うち成長投資枠は最大1,200万円)
非課税期間 無期限
対象商品 長期・積立・分散に適した一定の投資信託 上場株式・投資信託など

(出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト」2026年時点)

初心者はまずつみたて投資枠から始めるのが分かりやすいです。ここで買える投資信託は、金融庁が定めた長期・積立・分散に適した基準を満たすものに限られており、選択肢が絞られている分、選びやすくなっています。

証券口座の開設手順

新NISAを使うには、まず金融機関でNISA口座を開設します。ネット証券なら手続きの多くがスマホで完結します。おおまかな流れは次のとおりです。

  1. ネット証券などで総合口座とNISA口座を申し込む(氏名・住所などを入力)
  2. 本人確認(マイナンバーカードや運転免許証などをスマホで撮影・アップロード)
  3. 審査・税務署でのNISA口座確認を経て開設完了(数日〜数週間程度)
  4. 口座に入金し、つみたてる投資信託と毎月の金額を設定する

NISA口座は原則として1人1口座で、1年ごとにしか金融機関を変更できません。取扱商品や積立の使い勝手を比べて選びましょう。

少額つみたての始め方

「まとまったお金がないと投資できない」というのは誤解です。多くのネット証券では月100円や1,000円といった少額から積み立てられます。20代のうちは、まず生活に支障のない範囲で少額を自動つみたてに設定し、値動きに慣れることを優先しましょう。

設定はシンプルで、「毎月◯日に◯円分、この投資信託を買う」と一度決めれば、あとは自動で買い付けが続きます。相場を見て売買のタイミングを計る必要がないため、忙しい社会人に向いています。

ただし投資である以上、価格は上下し、購入時より値下がりして元本割れする可能性があります。生活防衛資金を確保したうえで、当面使う予定のない「余裕資金」で行うことが大前提です。

ステップ5:自己投資で「稼ぐ力」を高める

20代最大の資産は、実はお金そのものよりこれから稼ぐ力(人的資本)です。金融資産の運用と並行して、スキルアップや資格取得への自己投資を行うと、将来の収入アップという形で最も大きなリターンになり得ます。

具体的には、仕事に直結する資格・語学・専門スキルの習得、読書、信頼できる人とのつながりづくりなどが挙げられます。派手な投資テクニックを追うより、本業の市場価値を高めるほうが、20代では効率のよい「投資」になることが多いのです。

自己投資と資産運用は対立しません。固定費を最適化して生まれた余力を、つみたてと学びの両方にバランスよく振り分けるのが理想です。

5ステップのまとめ

ステップ やること ゴールの目安
1 家計把握・先取り貯蓄 毎月自動で貯まる仕組み化
2 生活防衛資金 生活費3〜6か月分を預貯金で確保
3 固定費の最適化 通信・サブスク・保険を見直す
4 新NISAで少額つみたて 証券口座開設→自動つみたて設定
5 自己投資 稼ぐ力・市場価値を高める

上から順番に。焦って④の投資から始めるのではなく、①〜③の土台を固めることが、遠回りに見えて最短ルートです。

よくある質問

Q. 貯金がほとんどないのですが、投資を始めても大丈夫ですか?

まずは生活防衛資金(生活費3〜6か月分)を預貯金で確保するのが先です。それと並行して、余裕資金の範囲で月1,000円程度の少額つみたてから慣れていく方法もあります。生活費を投資に回すのは避けましょう。

Q. 新NISAは20代でも損することはありますか?

あります。NISAは税制優遇の制度であって、値動きのある商品に投資する以上、購入時より値下がりして元本割れする可能性があります。ただし長期・積立・分散を続けることで、値動きの影響を平準化しやすくなるとされています(金融庁「NISA特設ウェブサイト」2026年時点)。

Q. 証券口座はどこで開けばいいですか?

NISA口座は原則1人1口座です。取扱商品の数、少額つみたての最低金額、スマホの使いやすさ、ポイント連携などを比較して選ぶとよいでしょう。手続きの多くはスマホで完結し、本人確認書類とマイナンバーが必要です。

Q. iDeCoと新NISA、どちらを先に始めるべき?

いつでも引き出せる柔軟性を重視するなら、まずは新NISAから始めるのが分かりやすいです。iDeCoは老後資金づくりに特化し原則60歳まで引き出せない一方で、掛金が所得控除の対象になる税制メリットがあります。ライフプランに応じて使い分けましょう。

この記事のポイントを踏まえて、次の一歩を

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JACK|2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。NISA・iDeCo・保険・税金・ふるさと納税など、制度に基づいた中立的な比較・解説を行っています。

  • この記事を書いた人

JACK

JACK|2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。NISA・iDeCo・保険・税金・ふるさと納税など、制度に基づいた中立的な比較・解説を行っています。各サービスの数値は公式情報をもとに確認し、公的情報を出典として記事を作成しています。

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