なぜ今、金(ゴールド)投資が注目されているのか
金(ゴールド)は株式や債券と異なる値動きをするため、ポートフォリオの分散効果をもたらす資産として注目されています。特にインフレ・地政学リスク・通貨価値下落が懸念される局面で、金の価格は上昇しやすい傾向があります。2024〜2025年にかけて金価格が史上最高値を更新し、改めてその重要性が認識されています。
金投資の主な方法3つ
① ゴールドETF(上場投資信託)
証券口座から株式と同じように売買できる金に連動したETFです。代表的なものに「SPDR Gold Shares(GLD)」「iシェアーズ ゴールドETF」などがあります。
- メリット:流動性が高い、少額から投資可能、管理の手間がない
- デメリット:金そのものを保有できない、信託報酬がかかる
- おすすめの人:証券口座を持っており、手軽に金へのエクスポージャーを持ちたい方
② 純金積立
田中貴金属・三菱マテリアルなどで毎月一定額を積み立てて金を購入するサービスです。少額(1,000円〜)から始められます。
- メリット:ドルコスト平均法で安定した積立が可能、実物の金として受け取れる場合もある
- デメリット:スプレッド(売買手数料相当)が高め、流動性が低い
- おすすめの人:コツコツ積み立てたい方、将来的に実物金を受け取りたい方
③ 金地金・金貨の購入
純金のインゴット(延べ棒)や金貨を実際に購入して保有する方法です。田中貴金属・三菱マテリアルなどで購入できます。
- メリット:実物を直接保有する安心感、カウンターパーティリスクがゼロ
- デメリット:保管コスト・盗難リスク、売却時のスプレッドが高い、まとまった資金が必要
- おすすめの人:資産の一部を現物で保有したいリスクヘッジ目的の方
ゴールドETFの具体的な購入方法
国内のゴールドETFを購入する場合
SBI証券・楽天証券などの国内証券会社で、「1540」(純金上場信託)や「1328」(金価格連動ETF)などを購入できます。1口数百〜数千円から投資できます。
米国のゴールドETFを購入する場合
マネックス証券・SBI証券で米国ETFの「GLD」「IAU」を購入できます。純資産残高が世界最大規模で流動性が高く、長期保有にも向いています。
ポートフォリオにおける金の適切な比率
一般的には総資産の5〜10%程度を金に配分することが多いです。金に多く配分しすぎると、長期的なリターンが株式に劣る可能性があるため注意が必要です。あくまでリスク分散の一手段として活用しましょう。
金投資の注意点
- 金自体は配当・利息を生まないため、長期では株式に劣後しやすい
- 価格変動はあるため元本割れリスクは存在する
- 売却時の利益には20.315%の税金(NISA口座は非課税)がかかる
まとめ
金投資は株式暴落時のリスクヘッジとして有効な資産です。最も手軽な始め方はゴールドETFです。SBI証券や楽天証券で口座を開設し、国内・海外のゴールドETFをポートフォリオの5〜10%程度組み入れることで、インフレや地政学リスクへのヘッジが期待できます。