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投資信託の選び方入門【2026年版】初心者が最初に知るべき5つの基準

投資信託とは?基本の仕組みをおさらい

投資信託(ファンド)とは、多くの投資家から集めたお金をまとめてプロの運用会社が運用する金融商品です。1本買うだけで数百〜数千の銘柄に分散投資できるため、初心者でも手軽にリスク分散ができます。

しかし投資信託には数千本もの種類があり、「どれを選べばいいかわからない」という方が多いです。この記事では初心者が投資信託を選ぶ際に重視すべき5つの基準を解説します。

基準①:信託報酬(コスト)

信託報酬とは投資信託を保有している間ずっとかかる管理コストです。年率0.1%と1.0%では、30年間の長期投資では最終資産に数百万円以上の差が生まれます。

選び方のポイント:インデックスファンドなら年率0.2%以下が目安。アクティブファンドでも1.0%以下を目指したい。

基準②:インデックス型かアクティブ型か

インデックス型ファンド

日経平均やS&P500などの指数(インデックス)に連動するファンドです。コストが低く、長期的に市場平均のリターンを得ることを目的とします。

アクティブ型ファンド

ファンドマネージャーが独自の判断で銘柄を選定するファンドです。市場平均を上回るリターンを目指しますが、コストが高く、実際には長期で市場平均を上回れないケースが多いです。

初心者へのおすすめ:まずはインデックスファンドから始めるのが最も合理的です。

基準③:投資対象(何に投資しているか)

投資信託の対象となる資産クラスには大きく分けて以下があります。

  • 国内株式型:日本企業の株に投資。日経平均やTOPIXに連動
  • 先進国株式型:米国・欧州など先進国の株式に投資
  • 全世界株式型:日本を含む全世界の株式に分散投資
  • 新興国株式型:中国・インドなど新興国の株式に投資。高リターン・高リスク
  • 債券型:国債・社債などに投資。安定性重視
  • バランス型:株式・債券・不動産などを1本で保有。安定的だが成長性は低め

基準④:純資産総額の規模

純資産総額が少ないファンドは、繰上償還(途中で運用終了)のリスクがあります。目安として純資産総額が100億円以上あるファンドを選ぶと安心です。人気の高いファンドは数千億〜1兆円以上の規模になっています。

基準⑤:新NISA対応かどうか

長期の資産形成目的なら、新NISAのつみたて投資枠で購入できるファンドを選ぶことで、運用益が非課税になります。つみたて投資枠対象ファンドは金融庁が一定の基準(低コスト・長期運用向き)で選定しているため、品質の目安にもなります。

初心者に特におすすめの投資信託3本

ファンド名信託報酬投資対象
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.05775%全世界株式
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.09372%米国株式
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.143%8資産分散

まとめ:まずは1本に絞って始める

投資信託選びで大切なのは「低コスト・インデックス・全世界または米国」という3原則です。最初は1本に絞って毎月積み立てることを優先してください。複数のファンドを買い過ぎると管理が複雑になり、かえってパフォーマンスが落ちることがあります。

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