ANAマイルとは、全日本空輸(ANA)が運営するマイレージプログラム「ANAマイレージクラブ」で貯めることができるポイントのことです。フライトに搭乗するたびに加算されるイメージが強いですが、実は飛行機に乗らなくても、クレジットカードの利用や日常の買い物を通じて効率的に貯めることができます。
ANAマイルの最大の魅力は、特典航空券に交換できる点です。国内線・国際線の特典航空券に使えば、現金購入に比べて大幅にお得に旅行できます。また、ANAグループ便だけでなく、スターアライアンス加盟の世界各国の航空会社の特典航空券にも利用可能です。
本記事では、投資家JACKが実際に活用しているANAマイルの貯め方・使い方を、2026年最新情報を交えて徹底解説します。
ANAマイルとは?基本の仕組みをおさらい
ANAマイレージクラブは1997年に開始された、ANAグループが運営するマイレージプログラムです。会員数は国内最大規模を誇り、日本国内のみならず海外在住者も多数参加しています。
マイルの貯め方は大きく分けると「フライトマイル」と「パートナーマイル」の2種類があります。フライトマイルは搭乗した際の区間距離に応じて加算されます。パートナーマイルはクレジットカード利用・提携ホテル・ショッピングなどで貯めるマイルです。
貯めたマイルは主に「特典航空券」「アップグレード特典」「SKYコイン」「提携ポイントへの交換」などに利用できます。なかでも特典航空券への交換が最もお得な使い方であり、うまく活用することで1マイルあたり3〜10円以上の価値を引き出すことが可能です。
ANAマイルを効率よく貯める7つの方法
①ANAカード(クレジットカード)でマイルを貯める
ANAマイルを貯めるうえで最も効果的なのが、ANAカードの利用です。ANAカードとは、ANAと提携したクレジットカードの総称で、カード利用額に応じてマイルが貯まります。日常のすべての決済をANAカードに集約するだけで、年間数万マイルを貯めることが可能です。
代表的なANAカードとマイル還元率は以下の通りです。
- ANA JCBカード(一般):1,000円につき1マイル(還元率0.5%相当)
- ANA VISAカード(一般):1,000円につき最大5マイル(ポイント移行プログラム加入で還元率1%)
- ANAカードゴールド:1,000円につき最大10マイル(ゴールドカード特典有り)
- ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード:100円につき1.5マイル(還元率1.5%・最高峰)
特にゴールドカード以上は、フライトボーナスマイル(区間マイルの25〜50%を上乗せ)やラウンジ利用などの特典も充実しているため、コスト面とメリットのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。年会費がかかるカードでも、年間の利用額が多い方ほどトータルのマイル数が増えるため、しっかりと試算してから申し込むことをおすすめします。
②ポイントサイト経由でANAマイルに交換する
ポイ活の一環として、ポイントサイトを活用することで大量のANAマイルを効率よく獲得できます。ポイントサイトで貯めたポイントを「Pontaポイント」「dポイント」「楽天ポイント」などを経由してANAマイルに移行する方法が一般的です。
特に人気の移行経路は以下の通りです。
- ポイントサイト(ハピタス・モッピーなど)→ Pontaポイント → ANAマイルに移行(2Pontaポイント=1ANAマイル)
- ポイントサイト → ソラチカルート(ANA To Me CARD PASMO JCB)→ ANAマイルに移行
- ポイントサイト → dポイント → ANAマイル(交換レートに注意して活用)
ポイントサイトの活用方法については「ハピタス・モッピーで月1万円稼ぐ方法【2026年版】」でも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。上手に活用すれば、年間数万〜数十万マイルを陸上だけで貯めることも現実的です。
③楽天Edy・ANA Payで二重取りを狙う
ANAマイレージクラブと連携した電子マネーを活用すると、マイルが効率よく貯まります。特に楽天Edyは200円につき1ANAマイルが直接加算される数少ない電子マネーです。
- ANA Pay:ANAカードでチャージして利用するとカード利用分のマイルも加算され、二重取りが可能になるケースがあります
- 楽天Edy:200円につき1マイルが直接加算される(ANAカードでチャージすることでさらにカードマイルも獲得可能)
- ANA Payのコード決済:コンビニ・飲食店など幅広い加盟店で利用可能
電子マネーを使う際も、できるだけANAカードでチャージするとポイントの二重取りになるため、意識して使い分けることが重要です。
④ANAショッピングモール・ANAふるさと納税でマイルを稼ぐ
ANAが運営するオンラインショッピングモール「ANAショッピング A-style」を経由して普段の買い物をすることで、追加のマイルを獲得できます。楽天市場・Amazon・各種ファッション通販サイトなど多くの店舗が対応しています。特に楽天市場経由でのポイントとの合わせ技が効果的です。
また、ふるさと納税をANA経由で行うと寄付額に応じてマイルが還元される仕組みもあります。年収に応じた上限額の範囲内で節税効果とマイル獲得を同時に実現できるため、非常に効率的な活用法です。ふるさと納税の詳細については「ふるさと納税の始め方完全ガイド【2026年版】」も参考にしてみてください。
⑤フライトでボーナスマイルを積み上げる
実際にANA便に搭乗することで、区間マイルが加算されます。会員ステータス(一般・ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)によって搭乗ボーナスマイルの倍率が変わり、上位会員ほど効率よくマイルが貯まります。
- 一般会員:区間マイルの10%ボーナスマイルが加算
- ブロンズ会員:区間マイルの25%ボーナスマイルが加算
- プラチナ会員:区間マイルの50%ボーナスマイルが加算(スーパーフライヤーズ会員申請資格あり)
- ダイヤモンド会員:区間マイルの100%ボーナスマイルが加算(最上位ステータス)
プラチナ会員以上になると「スーパーフライヤーズ会員(SFC)」に申請でき、ANAゴールドカードを保有することで毎年プラチナ特典を享受し続けられます。SFCは多くの陸マイラーが目標とするステータスのひとつです。
⑥提携ホテル・レンタカーでマイルを貯める
ANAマイレージクラブは多くのホテルチェーンやレンタカー会社と提携しており、出張や旅行時に意識するだけで自然とマイルが積み上がります。宿泊・移動のたびにANAマイレージクラブ番号を登録する習慣をつけておきましょう。
- 提携ホテル例:ヒルトン、マリオット、ハイアット、ANAインターコンチネンタル、コンラッドなど
- 提携レンタカー:ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカーなど
- 提携レストラン:一部の飲食グループとも提携しており、食事でマイルが貯まる場合があります
⑦ANAカードの入会・キャンペーンを活用する
ANAカードの新規入会や友人への紹介によって、大量のボーナスマイルを一気に獲得できるキャンペーンが定期的に実施されています。入会特典として5,000〜50,000マイル以上が付与されるケースもあります。ポイントサイト経由での申し込みがお得になることも多く、タイミングと経路を見計らうことが重要です。
ANAマイルのベストな使い方
国内線特典航空券への交換
ANAマイルを最も効率よく使う方法のひとつが、国内線の特典航空券への交換です。通常期であれば片道5,000〜9,000マイル程度で交換できるため、1マイルあたり2〜4円以上の価値を発揮します。特に繁忙期(GW・お盆・年末年始)の航空券はANAマイルで取得することで現金購入比で大幅なコスト削減が可能です。
搭乗区間によって必要マイル数が異なるため、ANAの公式サイトで事前にシミュレーションしてから計画を立てることをおすすめします。
国際線特典航空券(ビジネスクラス・ファーストクラス)で真価を発揮
ANAマイルの真価が発揮されるのが、国際線ビジネスクラスやファーストクラスへの交換です。たとえば東京〜ヨーロッパ往復のビジネスクラス正規料金は40万〜100万円以上になることも珍しくありませんが、ANA特典航空券なら往復88,000〜165,000マイル程度で交換できます。上手に活用すれば1マイル=5〜10円以上の価値になる計算です。
「陸マイラー」と呼ばれるマイル上級者の多くは、この国際線ビジネスクラス・ファーストクラスへの交換を最終目標として日々マイルを積み上げています。飛行機に乗らなくても正しい方法でコツコツ貯めれば、年に1〜2回は国際線ビジネスクラスを特典航空券で利用するという生活スタイルが実現可能です。
SKYコインへの交換で柔軟に活用する
マイル数が少なかったり特典航空券の空席がない場合は「SKYコイン」への交換が便利です。SKYコインはANA航空券の購入に使える独自通貨で、1マイル=1.5〜2円のレートで交換できます(保有マイル数によってレートが変動)。特典航空券ほどの高い価値は出ませんが、普通運賃の航空券にそのまま使えるため汎用性が高いです。
ANAマイルとJALマイルの比較・使い分け
日本の二大航空マイルであるANAマイルとJALマイルは、それぞれ異なる特徴があります。JALマイルについては「【2026年版】JALマイルの貯め方・使い方完全ガイド」で詳しく解説していますが、大きな違いをまとめると以下の通りです。
- 提携アライアンス:ANAはスターアライアンス(ルフトハンザ・シンガポール航空・ユナイテッド航空など)、JALはワンワールド(キャセイパシフィック・ブリティッシュエアウェイズ・アメリカン航空など)
- 国内の路線カバー:ANAは羽田発着便が強く、JALは地方路線にも強みがある
- 提携クレジットカード:ANAはVISA・Mastercard・JCB・アメックスと幅広く展開、JALは三菱UFJ系との連携が強い
- ポイント移行経路:ANAはPontaポイント・Vポイントからの移行が充実、JALはdポイントとの連携が強い
どちらが優れているということはなく、旅行先・利用する路線・普段使いのクレジットカードやポイントとの相性によって選ぶのが最善です。両方のマイルを少しずつ貯めることで、特典航空券の空席状況に応じて柔軟に対応できるようになります。
ANAマイルの有効期限と失効対策
ANAマイルには積算日から3年間の有効期限があります。マイルを積み上げているうちに気づいたら失効してしまっていたというケースは非常に多いため、事前の管理が重要です。
- ANAマイレージクラブアプリで残高を定期確認する:アプリで有効期限を可視化し、失効しそうなマイルを事前に把握する
- ポイントをこまめに移行する:Pontaポイントや楽天ポイントからANAマイルへの移行を定期的に行い、マイルを動かして期限管理をする
- SKYコインへの交換を活用する:失効前にSKYコインに交換しておけば、使いやすい形で保持できる(SKYコインの有効期限は2年間)
- 定期的な提携サービスの利用:提携ホテルや提携店でのマイル積算を続けることで、常に新しいマイルが積まれる
まとめ:ANAマイルは「貯め方」と「使い方」の両方を学んで最大化しよう
ANAマイルを効率よく活用するためには、貯め方と使い方の両方を理解することが重要です。ANAカードの選択とポイントサイトの活用を組み合わせることで、飛行機に乗らなくても年間数万マイルを貯めることが十分に可能です。
貯めたマイルは、まず国内線特典航空券への交換で手軽にお得を体験し、マイル数が増えてきたら国際線ビジネスクラス・ファーストクラスという大きな目標を目指す段階的なアプローチが投資家JACKのおすすめです。
ポイ活全体の戦略については「ポイ活の始め方【2026年版】初心者でも月1万円のポイントを稼ぐ具体的な方法」もぜひ参考にしてください。マイルもポイ活の一部として取り組むことで、年間のトータルベネフィットを最大化できます。まずはANAマイレージクラブに無料入会して、日常の買い物からコツコツとマイルを積み上げていきましょう。