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【2026年版】ネット銀行の定期預金金利比較|高金利で賢く貯めるおすすめ銀行ランキング

「定期預金を始めたいけど、どの銀行に預ければ一番お得なの?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。2026年4月現在、日本銀行の利上げを背景に定期預金の金利は上昇傾向にあり、特にネット銀行では年1.0%を超える高金利の商品も登場しています。

一方で、メガバンクの定期預金金利は年0.40%前後にとどまっており、ネット銀行との金利差は依然として大きい状況です。100万円を1年間預けた場合、金利の違いだけで数千円の差が生まれることもあります。

この記事では、2026年4月時点の最新データをもとに、定期預金金利が高いネット銀行をランキング形式で比較し、賢く貯める方法を解説します。銀行選びのポイントや注意点もあわせて紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

定期預金とは?基本の仕組みをおさらい

定期預金の特徴とメリット

定期預金とは、あらかじめ決められた期間(満期)までお金を預け入れる預金商品のことです。普通預金と比べて金利が高く設定されているのが最大のメリットで、元本が保証されているため安全性も高いのが特徴です。

定期預金の主なメリットは以下のとおりです。普通預金より金利が高いため効率的に資産を増やせること、元本保証があるため投資と違って損をするリスクがないこと、そして預金保険制度により1金融機関あたり1,000万円とその利息まで保護されることが挙げられます。

普通預金との違い

普通預金はいつでも自由に入出金できる反面、金利は低めに設定されています。2026年4月時点で、メガバンクの普通預金金利は年0.20%程度です。一方、定期預金は満期まで原則として引き出せない代わりに、より高い金利が適用されます。

ただし、定期預金を中途解約した場合でも元本割れすることはありません。中途解約利率(通常の金利より低い利率)が適用されるだけなので、万が一急にお金が必要になった場合でも安心です。

預入期間の種類

定期預金の預入期間は金融機関によって異なりますが、一般的には1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年などの期間が用意されています。短期間のものほど金利は低く、長期間のものほど金利は高くなる傾向がありますが、2026年現在は利上げ期待もあり、必ずしもそうとは限らない場合もあります。

【2026年4月最新】ネット銀行の定期預金金利ランキング

1年もの定期預金の金利比較表

2026年4月時点で、1年もの定期預金の金利が高いネット銀行を比較してみましょう。

順位 銀行名 金利(年率) 条件
1位 SBJ銀行「はじめくん」 1.35% 新規口座開設者限定
2位 大和ネクスト銀行 1.20% 条件なし
3位 auじぶん銀行 1.05% 通常0.40%+特別金利0.65%
4位 UI銀行 1.00% 条件なし
5位 東京スター銀行 0.95% インターネット限定
6位 SBI新生銀行 0.85% 条件なし
7位 住信SBIネット銀行 0.60% 条件なし
8位 楽天銀行 0.55% 条件なし
参考 メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ) 0.40%

※金利は2026年4月時点の情報です。最新の金利は各銀行の公式サイトでご確認ください。キャンペーン金利を含む場合があります。

100万円を1年間預けた場合のシミュレーション

実際にどのくらいの差が生まれるのか、100万円を1年間定期預金に預けた場合の利息を比較してみましょう(税引前)。

SBJ銀行の「はじめくん」(年1.35%)に預けた場合、利息は13,500円です。大和ネクスト銀行(年1.20%)なら12,000円、auじぶん銀行(年1.05%)なら10,500円になります。一方、メガバンク(年0.40%)の場合は4,000円にとどまります。

つまり、SBJ銀行とメガバンクでは同じ100万円を預けても年間で9,500円もの差が生まれるということです。税引後(約20.315%の源泉徴収後)でも約7,570円の差になります。預け先を変えるだけでこれだけの差が出るのは見逃せないポイントです。

注目のネット銀行5行を詳しく解説

SBJ銀行|新規口座開設で業界トップクラスの金利

SBJ銀行は韓国の新韓銀行グループの日本法人で、「はじめての定期預金(はじめくん)」は新規口座開設者限定ながら年1.35%という業界トップクラスの金利を提供しています。預入期間は1年で、預入金額は10万円以上です。

注意点としては、新規口座開設者限定のキャンペーン商品であるため、すでにSBJ銀行に口座をお持ちの方は対象外となります。また、日本の預金保険制度の対象であるため、1,000万円とその利息まではしっかり保護されています。

大和ネクスト銀行|条件なしで高金利

大和ネクスト銀行は大和証券グループのネット銀行で、特別な条件なしで年1.20%の定期預金金利を提供しています。大和証券との連携がスムーズで、資産運用と預金を一元管理したい方に向いています。

大和証券の口座が必要になるため、証券口座の開設も同時に検討すると良いでしょう。証券口座の維持費は無料なので、コストの心配はありません。

auじぶん銀行|au経済圏との相性が抜群

auじぶん銀行の定期預金は通常金利が年0.40%ですが、特別金利キャンペーンの適用で年1.05%まで引き上がります。au PAYやauカブコム証券との連携で、au経済圏を活用している方にとっては非常にお得な選択肢です。

普通預金でもau PAY連携で年0.20%、auカブコム証券との連携(auマネーコネクト)で最大年0.30%まで上がるため、定期預金と組み合わせて活用するのがおすすめです。

UI銀行|きらぼし銀行グループの新しいデジタルバンク

UI銀行は東京きらぼしフィナンシャルグループが設立したデジタルバンクで、1年もの定期預金が年1.00%と高金利です。特別な条件なしで高い金利が適用される点が魅力で、アプリの使いやすさにも定評があります。

2022年に開業した比較的新しい銀行ですが、きらぼし銀行のATMが無料で使えるほか、セブン銀行ATMでの入出金も可能です。預金保険制度の対象であるため、安全性も問題ありません。

東京スター銀行|インターネット限定の高金利商品

東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス(インターネット限定)」は年0.95%の金利が適用されます。店頭では通常金利となるため、必ずインターネットバンキング経由で申し込むことが重要です。

東京スター銀行は「スターワン口座」という独自の口座体系を持ち、給与振込口座に指定すると普通預金金利が大幅にアップするサービスも提供しています。定期預金と普通預金の両方で高金利を狙えるのが強みです。

メガバンクとネット銀行の定期預金を比較して分かること

金利差が生まれる理由

なぜネット銀行はメガバンクよりも高い金利を提供できるのでしょうか。最大の理由は「コスト構造の違い」にあります。ネット銀行は実店舗を持たない(または極めて少ない)ため、店舗の賃料や人件費などの固定費を大幅に抑えることができます。その分を預金金利や各種手数料の優遇に還元しているのです。

また、ネット銀行は顧客獲得のために金利を戦略的に高く設定するケースも多く、特に新規口座開設者向けのキャンペーン金利は非常に魅力的な水準になっています。

手数料面でもネット銀行が有利

定期預金の金利だけでなく、ATM手数料や振込手数料もネット銀行のほうが有利です。たとえば、住信SBIネット銀行では月最大15回までATM引き出し手数料が無料になりますし、楽天銀行もハッピープログラムにより月最大7回の無料枠があります。

メガバンクの場合、コンビニATMでの引き出しに1回あたり110円〜330円の手数料がかかることが多く、年間で見ると数千円のコストになります。金利で得た利息を手数料で消費してしまっては意味がないため、手数料体系もあわせて確認することが大切です。

2026年の金利動向と今後の見通し

2026年に入り、日本銀行は段階的な利上げを進めてきました。これに伴い、定期預金の金利も上昇傾向にあります。今後さらなる利上げが行われれば、定期預金金利がさらに上昇する可能性もあります。

ただし、長期の定期預金に全額を預けてしまうと、金利が上昇した際により高い金利の商品に乗り換えられないリスクもあります。そのため、「ラダー戦略」と呼ばれる預入期間を分散させる方法も検討に値します(詳しくは後述します)。

定期預金で賢く貯めるための5つのコツ

コツ1:複数の銀行に分散して預ける

預金保険制度では、1金融機関あたり1,000万円とその利息までが保護対象です。1,000万円を超える資金がある場合は、複数の銀行に分散して預けることで、全額を預金保険の保護対象にすることができます。

また、複数の銀行に口座を持つことで、それぞれのキャンペーンや優遇金利を活用できるメリットもあります。メインバンクとサブバンクを使い分けるのが賢い方法です。

コツ2:ラダー戦略で金利変動リスクを軽減

ラダー戦略とは、預入期間の異なる定期預金を組み合わせる方法です。たとえば、300万円の資金がある場合、100万円を6ヶ月、100万円を1年、100万円を3年の定期預金に振り分けます。

こうすることで、6ヶ月後に最初の100万円が満期を迎え、その時点の金利状況に応じて再投資先を選べます。金利が上昇していれば高金利の商品に乗り換えられますし、低下していても残りの資金は高金利のまま運用を続けられます。

コツ3:キャンペーン金利を賢く活用する

ネット銀行では定期的に金利アップキャンペーンを実施しています。特に新規口座開設者向けのキャンペーンは通常金利の2倍〜3倍の金利が適用されることもあるため、積極的に活用しましょう。

ただし、キャンペーン金利は期間限定であることがほとんどです。満期後は通常金利に戻るため、自動継続の設定になっている場合は満期時に他のキャンペーンを探すのがおすすめです。

コツ4:税金の仕組みを理解しておく

定期預金の利息には20.315%(所得税15.315%+住民税5%)の源泉分離課税がかかります。たとえば、年間10,000円の利息がついた場合、実際に受け取れるのは約7,969円です。

マル優(少額貯蓄非課税制度)の対象者(障害者手帳をお持ちの方や遺族年金受給者など)は、元本350万円までの利息が非課税になります。該当する方は銀行に申請することで、利息を丸ごと受け取ることが可能です。

コツ5:普通預金の高金利サービスとの併用

定期預金だけでなく、普通預金の金利にも注目しましょう。楽天銀行ではマネーブリッジ(楽天証券との連携)を設定するだけで普通預金金利が年0.10%になります。住信SBIネット銀行もSBI証券との連携で年0.03%が適用されます。

生活資金は普通預金に、当面使わない資金は定期預金にと使い分けることで、トータルで効率よく資産を増やすことができます。

定期預金を始める際の注意点

中途解約のペナルティを確認する

定期預金は原則として満期まで引き出すことができません。中途解約した場合は中途解約利率が適用され、約束されていた金利よりも大幅に低い利率になります。銀行によっては普通預金金利と同程度まで下がることもあるため、解約条件は事前に確認しておきましょう。

生活防衛資金(一般的に生活費の3〜6ヶ月分)は定期預金に入れず、普通預金やすぐに引き出せる形で確保しておくことが重要です。

自動継続の設定に注意

多くの定期預金には「自動継続」の設定があります。自動継続にしておくと、満期時に同じ期間の定期預金として自動的に再預入されますが、満期時点の金利が適用されるため、預入時より金利が下がっている可能性もあります。

キャンペーン金利で預けた場合は特に注意が必要です。自動継続時にはキャンペーン金利ではなく通常金利が適用されるのが一般的なので、満期前に他の選択肢を検討する時間を確保しておきましょう。

ネット銀行のセキュリティ対策

ネット銀行はインターネットを通じて取引を行うため、セキュリティへの不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、主要なネット銀行はワンタイムパスワード、二段階認証、不正送金検知システムなど、高度なセキュリティ対策を講じています。

利用者側でもパスワードの定期的な変更、フィッシングメールへの注意、公共Wi-Fiでのログイン回避など、基本的なセキュリティ対策を心がけることが大切です。万が一不正利用があった場合でも、多くの銀行で全額補償の制度が設けられています。

定期預金とあわせて検討したい資産運用

新NISAとの使い分け

定期預金は元本保証で安全性が高い反面、インフレ率を下回る金利では実質的に資産が目減りしてしまう可能性があります。そのため、余裕資金の一部を新NISAでの投資信託運用に回すことも選択肢の一つです。

たとえば、生活防衛資金は普通預金に、数年以内に使う予定の資金は定期預金に、10年以上使わない長期資金は新NISAでの積立投資にという形で振り分けるのが合理的です。

個人向け国債との比較

定期預金の代替として、個人向け国債も検討する価値があります。個人向け国債(変動10年型)は半年ごとに金利が見直されるため、金利上昇局面では有利に働きます。最低金利保証(年0.05%)もあり、元本割れのリスクがない点は定期預金と同様です。

発行後1年経過すれば中途換金も可能で、直前2回分の利息相当額を差し引かれるだけで済みます。金利上昇が見込まれる局面では、長期の定期預金より個人向け国債のほうが有利になるケースもあるため、あわせて比較検討してみてください。

まとめ

2026年4月時点のネット銀行の定期預金金利を比較した結果、以下のポイントが明らかになりました。

まず、ネット銀行の定期預金金利はメガバンクの2倍〜3倍以上の水準であり、SBJ銀行の「はじめくん」は年1.35%、大和ネクスト銀行は年1.20%と非常に魅力的です。次に、100万円を1年間預けるだけで、銀行選びによって最大9,500円(税引前)の差が生まれます。

また、賢く貯めるためには、複数銀行への分散預金、ラダー戦略、キャンペーン金利の活用が効果的です。さらに、金利だけでなくATM手数料や振込手数料もあわせて比較することで、トータルのリターンを最大化できます。最後に、定期預金だけに頼らず、新NISAや個人向け国債とも組み合わせることで、バランスの良い資産形成を目指しましょう。

預金先を見直すだけで手取りが増えるのは、もっとも手軽なマネーリテラシーの実践です。ぜひこの機会に、ご自身の預金環境を見直してみてはいかがでしょうか。

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※本記事の金利情報は2026年4月時点のものです。最新の金利は各金融機関の公式サイトをご確認ください。金利は税引前の年利表示です。

参考:金融庁日本銀行

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